All Nippon NewsNetwork(ANN)
京都の市営住宅で24歳の女性が殺害された事件が発生して3日。女性の手には抵抗した時にできる「傷」があったことが新たに分かりました。 続く捜査員による現場検証。なぜ、24歳の女性は殺害されたのでしょうか。11日午後2時ごろ。京都市の市営住宅の一室でこの部屋に住む山村留美乃さんが遺体で見つかりました。発見された際、室内は荒らされた形跡はなく、山村さんの着衣に乱れはなかったといいますが、手には抵抗した際にできる傷があったことが新たに分かりました。警察は身を守ろうとして犯人と争った末に殺害された可能性があるとみています。一体、何があったのでしょう。
山村さんが住んでいたのは京都駅から直線で約600メートル東にある10階建ての市営住宅の7階で、間取りは3LDK。去年までは親族と暮らしていましたが、今年からここに1人で住んでいました。山村さんは玄関脇の寝室でTシャツにショートパンツ姿。ベッドの上に仰向けで倒れているのをおばが見つけました。その時、寝室の扉は閉まり、電気はついていなかったということです。山村さんは首や胸、背中など10カ所以上に刺し傷があり、心臓に達した深い傷が致命傷になっています。警察は強い殺意を持った人物の犯行の可能性もあるとみて捜査を進めています。また、警察によりますと、山村さんが遺体で発見された寝室以外でも血痕のようなものが付着していたということです。
建物の7階で起きた事件。犯人はどのようにして侵入し、逃走したのでしょうか。発見時、玄関のドアは施錠されていましたが、ベランダの窓は施錠されていませんでした。ストーカー被害などのトラブルは確認されておらず、警察は14日も現場検証を行い、当時の詳しい状況を調べています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース